Focus Checker

たくさん写真を撮っていると、

撮った後の写真を選ぶ作業が待ち構えています。

ポートレートだったり風景写真だったり、

写真のジャンルは様々ですが、

意図したところにピントがきているかどうかを確認する作業は大変なものです。

そんなときに便利なツールが

Focus Checker

です。

Focus Checkerは株式会社ハイアングルが提供している

Adobe Bridgeのプラグインです。

何がすごいかというと、

自動でフォーカスチェックしてくれるんです。

ブライダルの撮影、ポートレートの撮影、イベントの撮影などで撮った

数千枚の写真を一枚一枚ピントが来ているか確認するのは1日作業。

Focus Checkerはピントの確認をAdobe Bridgeを使って自動で確認してくれます。

プラグインをインストールしてAdobe Bridgeを起動して

任意のフォルダーを開きます。

Focus Checkerのタブにある「Start FocusChecker」をクリックすると

Focus Checkerが起動するので、そのまま「CHECK」ボタンをクリックします。

フォルダ内の写真のピントを自動的に確認し始めます。

700枚ほどのRAWデータが入っているフォルダを指定した時の所要時間は約30分でした。

JPEGファイルの場合はもう少し早く確認が終わるようでした。

このダイアログは実行中に閉じることもでき、

メニューバーにFocus Checkerのステータスが表示されるようになるので、

一度に複数のフォルダのピントの確認もできます。

Focus Checkerで確認された写真は、フォルダ分けされます。

ピントOK:ファイルの移動はなく素のフォルダに残ります。

ピントおしい:NEARフォルダ内に移動

ピントNG:NGフォルダに移動

NoFace:顔の写っていない写真はこのフォルダに移動

こういう写真などはNoFaceフォルダですね。

(あぁ、、、ボコボコなグレーカード(^◇^;))

人物を撮った写真はフォルダ分けされるとして、

風景写真やブツ撮りの場合はどうなるか気になりますよね。

人物が入っていないカットの場合

NoFaceフォルダの下に、nfOKフォルダが作成されます。

そのほかにはnfNEARとnfNGフォルダが作成されるので、

ピント確認の際の参考に使えそうです。

Canonのカメラで撮影時はAFエリアを使いチェックしてくれます。

その際に注意するのは撮影したままのデータ、もしくはDPPで現像したデータのみ対応という点です♪

人物をメインで撮影しているカメラマンの場合、

Focus Checkerは撮影後の処理をかなり軽減してくれるツールになりそうですね。