親機と子機
ストロボをカメラから離して使う際に必要なものは、
カメラ側につける親機(トリガー)と
ストロボ側につける子機(レシーバー)です。
ストロボにはレシーバーとしての機能が内蔵されているものが多いので、
ストロボメーカーが出している親機を買えば遠くのストロボを発光できます。
キヤノンのストロボを使っている人は、
親機:ST-E3-RT
子機:スピードライト 600EX-RT, 430EX III RTなど
ニッシンのストロボを使っている人は
親機:Air 10s, AirR
子機:i60A, i40など
ここで大切なのはキヤノンの親機(ST-E3-RT)からニッシンのi60Aは操作できない点です。
ストロボメーカーに合わせた親機を準備してあげましょう。
通信方式
親機と子機の通信は、赤外式か電波式のどちらかです。
赤外式は比較的古いストロボでも対応している方式で、
赤外線で親機と子機が通信してリモート発光します。
電波式は2.4GHz帯の電波を使い親機と子機が通信します。
電波式は赤外式に比べ
・遠くまで届く
・遮蔽物があっても届く
・日中の屋外でも安定して届く
とメリットが多いです。
最近の純正のストロボもRTとついているものは
すべて電波式ですね♪
親機と子機は揃えよう
最近は当たり前になっている電波式の通信方式
1点注意が必要なのは、異なるメーカーの親機と子機は互換性がないというところ
ニッシンのトリガーを使ってキヤノン純正のストロボは直接発光できません。
逆もまた然りで、相互に互換性がないので注意が必要です。
ストロボに受信機をつけて使うという選択肢もあります。
ストロボメーカーから発売されている親機と子機のセットで、
・コメット
RS-Transmitter-発信機
RS-Transmitter-受信機
のセット
・GODOX
X-Pro-▲(▲:メーカーのイニシャルCanon/Nikon/Sony)
X1R-▲
・Yongnuo
RF-603(親機と子機兼用)
などなど
そのほかのメーカーからもたくさん出ています。
安くていい!!
ストロボの出力はストロボ本体で直接変える!!
とりあえずストロボをカメラから離して使いたい!!!
と言う人はYongnuo RF-603がおススメ。
価格も親機と子機で合わせて6000円前後
ひとまず環境だけ整える分には十分な機材です。
GODOX X-ProとX1Rについては
カメラ側で離れたストロボの光量を変えたい!
いちいちストロボのところまで往復したくない!!
便利のためには多少のお金は惜しくない!!!
と言う人にオススメ。
実際よくできているので私も現状この組み合わせをメインで使っています。
X1Rと付属のコードを繋げばモノブロックにも使えるので、
正直コスパはかなりいいかなと思っています。