自分の子供を撮る難しさ

明日は娘の7歳の誕生日です。

6歳最後の日を写真に残そうと思い、

家から車で10分のところにあるあじさい寺へ出かけました。

普段の撮影ではもちろんよその子を撮るわけですが、

その時によく親御さんから言われるのは

「お父さんがカメラマンだといい写真が沢山残せていいですね」

はい、もちろん娘の写真も沢山取りますので、

いい写真もそれなりに沢山あります。

が、それ以上に変な写真も沢山あります^^;

こればかりはどうしようもない話ですが、

「カメラマンとモデル」という関係ではなく、

「親と子」という関係が前提にあるのがハードルをより一層高くしてくれています。

通常の撮影ですと、

モデルさんの心に入り込むために

日常会話から好みの話までいろいろと話をしながら

その人を知っていくプロセスを経て撮影していきます。

これが娘の場合だと、

スタート地点がすでに別のところにあります。

お互い完全に知った仲

こう言えばどう反応するかもおおよそ見当がつく

よその子と違って「我慢をする」ができない関係でどうやって我慢してもらうか

そんな中でモチベーションを下げさせずに撮影に意識を持っていく・・・。

あれこれやったとしても、8割はいつもの顔になってしまうんですよねぇ。

まぁ、こういう無垢な表情も好きだからいいんですけどね。

ただ、撮りたい写真が撮れるかというと出来高2割程度になってしまいます(笑)

お互いの距離感をうまく保って

その時にしか見れない瞬間を切り取っていきたいですね♪