基本慎重な性格なので、仕事の前には忘れ物がないかとか何が必要かとか前日の夜に一通りシミュレーションしてから仕事に臨むようにしています。
それでも仕事をこなしているとひとつやふたつ失敗することはあります。
今回は機材の落下について
普段仕事で撮影する際は、ストラップをつけたカメラを肩から下げて歩いています。
ややなで肩な体型をしている私には、ストラップを肩にかけて歩いているとカメラが自然とずり落ちてきてしまいます。そのため、カメラを複数台使うような現場ではSpiderPRO Camera Systemにカメラを2台ひっかけて移動するようにしています。
SpiderPRO Camera Systemのいいところは、両手が完全にフリーになるところと肩がこらないところ。歩いている時にカメラが振られて物にぶつかることもないので安心して移動できます。
今回落下したのはSpiderPRO Camera Systemを使用している時ではなくて、ストラップを肩からぶら下げていた時の話です。
神前結婚式撮影中に、望遠レンズをつけていたカメラから広角レンズをつけていたカメラに切り替えようと1台目のカメラから手を離した瞬間に「カシャーン」と乾いた音が鳴り響きました。地面(しかも硬い石床)に転がっているカメラを見ても一瞬何が起きたのか理解できませんでした。
落ちたカメラを拾い上げ見てみると、カメラにつないでいるストラップの片側が外れているようでした。
ストラップが外れるようなケースはこれまでに経験がなかったので、頭の中は「なぜ?どうして?」で混乱していましたが、式は進んでいくためそのことについて考えるのは一時中断して撮影を続行しました。
空いた時間にストラップとカメラを確認してみると、ストラップ環が広がっているのに気づきました。
考えられる原因は、ストラップの端が偶然三角環の隙間に入り込んでしまい、繰り返しカメラを持ち外しするたびに食い込んでいき、最終的にカメラを離したときの荷重に耐えられずカメラからストラップが外れてしまった。・・・ということかなと。
一緒についてくる革製の部品をつけている方のカメラではこういう落下はなかったので、必ずつけておかなきゃだめだったんですね(反省)。
大丈夫かな?まぁ大丈夫でしょ♪
は今後やらないように気をつけて撮影に臨みたいと思います。
落下したカメラ・レンズは現在Fujifilmの修理センターへドナドナされています。修理費一体いくらになるやら・・・。