Mac OS Catalina 10.15.3正式リリース

米Appleは2020年1月28日(現地時間)、MacOS Catalina 10.15.3を正式リリースしました。安定性や信頼性、パフォーマンスの向上のほかに不具合の修正なども含まれます。

対応内容について詳しく知りたいかたは「こちら」のサイトをご確認ください。

10.15.3のリリースとカメラネタと何の関係があるかというと、カメラメーカーのアプリを使って画像の読み込みやカメラの設定変更、RAW現像が出来ない不具合が修正されているのが今回のアップデートの見どころです。

カメラとパソコンを繋いで画像の取り込みや、カメラ内の映像エンジンをつかって現像することができますが、キヤノンの場合EOS Utilityをつかって、カメラ内の画像をパソコンにコピーしたり、カメラの設定を変更したりすることができ、富士フィルムの場合は、X RAW STUDIOをつかうとカメラ内の画像処理エンジンをつかってフィルムシミュレーションをはじめとした富士フィルム独自の色再現を楽しむことができます。

MacOS 10.15.2ではこれらの機能が使えない(アプリ経由でカメラとうまくやり取りできない)状況でした。

この際にキヤノンさんに問い合わせをしてみたところ、「現在対応中」と返事が返ってきて、対応内容の掲載されているサイトを案内してもらいました。

https://faq.canon.jp/app/answers/detail/a_id/101063/~/【カメラ】macos-10.15(catalina)動作確認状況

今回リリースされたMacOS 10.15.3では上記不具合が解消されているため、EOS Utilityを使った画像の取り込みや、X RAW STUDIOをつかった現像などもできるようになっていました。

写真の取り込みなんかはEOS Utilityをつかうと、日付ごとにフォルダ分けしたり、取り込み時にファイル名をリネームしたり、重複分については取り込まないようにできたりとなにかと便利だったんですよね。

そのうち各メーカーからも対応状況が更新されるかと思います。10.15.2をつかっていて、困っている人は早めにOSのアップデートをすることをお勧めいたします♪