EOS R5を購入して撮影することが多くなった被写体の一つに「野鳥」があります。
EOS RのAFはお世辞にもいいとは言い難いカメラでしたが、
EOS R5になってAFの性能は飛躍的に進化しました。
中でも、瞳認識AFは人物だけでなく動物(全般)にも対応している点は最も注目するべきところだと思います。
今日撮影してきたのは諏訪湖畔に生息する野鳥たちです。
この時期は木々の葉もまだ落ちているので、
枝にとまっている小鳥の様子などがよく観察できます。
野鳥の周りに細かい枝がたくさんある場合、
AFを任意のポイントで合わせようとすると
狙っている小鳥ではなく、
手前の枝や草にピントが合いがちです。
そういう時は、
AFを合わせるポイントを「顔認証時のサーボAF開始測距点」に設定しておくと便利です。
画面内に白枠が表示され、
そこからAF測距が開始されるので、
被写体にしっかりピントが合わせやすくなります。
実はこれ人物の瞳AFの際も有効で、
何人かいる中からピントを優先的に合わせたい人がいる場合なんかにも使える機能です。
背景に目立つパターンがあるようなケースなんかは、
AFが被写体ではなくて背景に引っ張られがちになることもありますが、
EOS R5のAFは狙った被写体に喰らい付くと離さないのが特徴です。
これからの季節は、
桜にメジロや高原の野鳥なんかも楽しみですね。