最近のメインカメラEOS R
今日は屋外で子供のテスト撮影をしようとしたところ、ハイスピードシンクロが効かないトラブルにあいました。
ハイスピードシンクロとは、ストロボを使った撮影でストロボ同調最高シャッタースピードを超えるシャッタースピードで撮影する際に使う機能のことです。
カメラによって同調できるシャッタースピードは違っていて、フルサイズのカメラだと1/200〜1/250秒、センサーサイズの小さいカメラだと1/250〜1/320秒までとなっていることが多いです。
屋外で絞り開放で撮影する場合なんかは、ISO100でもシャッタースピードは1/2000〜1/8000秒になってしまいます。
この場合にストロボ(またはカメラ側)でハイスピードシンクロをONにしておくと、同調最高シャッタースピードを超えるシャッタースピードでもストロボを使った撮影をすることができるようになります。
ここまでだと、「ハイスピードシンクロっていいやん」って思いますが、もちろんデメリットもあります。
ハイスピードシンクロ時は
・光量が小さくなる
・チャージに時間がかかる
・フラッシュヘッドに負担がかかる(オーバーヒートしやすくなる)
などのデメリットが存在します
撮影し始めて少しの間はテンポよく撮影していたものの、30カット〜40カットほど撮影したあたりでチャージが遅くなり、
そのまま使用しているとオーバーヒートのマークが表示されストロボが光らなくなる、なんてこともよくあります。
今回のトラブルは
「絞り優先モード(Av)の時だけ、ハイスピードシンクロが効かなくなり1/200以上でシャッターが切れなくなる」
というものでした。
絞り優先以外のモードでは発生しないようで、
Fvモード、Tv(シャッター優先)モード、マニュアルモードではハイスピードシンクロができるという変な状態・・・。
カメラ側のハイスピードシンクロの設定を確認したところ、
ハイスピードシンクロを選択しても、先幕シンクロに戻ってしまう状態でした。
カメラの設定で困った時は、「カメラの設定初期化」を行うことで問題が解決できることが多いです。
今回も、カメラの設定初期化を行うことで、ひとまず絞り優先モードでのハイスピードシンクロが使えるようになりました。
いや、でもこれが仕事の時だったら慌ててたんだろうなぁと思います。