キヤノンのミラーレスカメラEOS Rが発売されて1年半。
それまでキヤノンの一眼レフカメラはEFマウントでしたが、EOS RはあたらしいRFマウントとなりました。
これまでキヤノンの一眼レフカメラで使っていたEFレンズを、EOS Rで使う場合はEF-EOS Rマウントアダプターを介してこれまで通り使用することができます。
これまでのレンズ資産を使えるのであれば、よほど魅力的なRFレンズがでないと必要ないかなと思っていたところ、キヤノンさんからRF 70-200mm f2.8L IS USMをお借りする機会に恵まれました。
カメラが小さいので本体とレンズの写真だけ見ると比較的大きく見えるかと思います。
実際は装着時のサイズが従来のレンズよりも小さいのにおどろきです。
左がEOS RのRFレンズ、真ん中は従来のEFレンズ、右はTAMRONのEFマウントのレンズ。
見ての通りレンズの長さは従来のレンズに比べてかなり短くなっています。
EOS RにRF 70-200mm f2.8L IS USMを装着した状態での比較。
レンズを装着した状態でも、従来のレンズと比べて全長が短くなっています。
従来のEFレンズをEOS Rに装着した状態。
マウントアダプターの分、全長が伸びてしまいかなりの長さになっています。
実際にカメラを構えた時のバランスはどうかというと、かなりフロントヘビーになっています。
おおきさの面意外でRFレンズのメリットはあるのかどうか気になってきたので、RFレンズ、EFレンズ、SPレンズでオートフォーカスの速さを比較してみました。比較した動画は下記のものをご覧ください。
結果はRFレンズがダントツで早く、TAMRON Model A025とEF70-200mmはおおよそ同じくらいの速さでした。
ここまでRFレンズを使ってみた感想としては
・レンズがコンパクトなので持ち運びが楽
・レンズの軽量化も手伝って、カメラとのバランスもいい
・写りは流石のLレンズ
・AF(オートフォーカス)は従来とくらべてかなり早い
・走り回る子供の追従も従来のレンズより精度が高い
…と良いことづくめです。
正直、EFレンズと比べてメリットは焦点距離変わらないしF値も同じで、最短撮影距離が1.2mから0.7mになったくらいかなって思っていました。
使ってみるとかなり良いというのがわかるレンズでした。
(ネックなのは値段かな・・・・)